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監督 豊田 利晃 原作 松本 大洋 主演 松田 龍平 新井 浩文 高岡 蒼佑 大柴 祐介 山崎 裕太 忍成 修吾 [2001年/日本/カラー/83分] 配給:ゼアリズエンタープライズ |
評価 | ★★☆☆☆ |
あらすじ | 卒業式の日、新学期から3年生になる九條(松田龍平)たちは、屋上で青空をバックに記念写真を撮った。新学期が始まる。それは、進学、就職… 突きつけられる現実の中で、自分の行き場を探すことを余儀なくされる時の始まりでもあった。ある者は、警察官と教師に抱えられ、泣き叫びながらパトカーに乗せられていく。ある者は、ヤクザとなった先輩と共に高級車に乗り込んでいく。そしてある者は、自分への答えを見つけるために、ひとり屋上へと上っていった… |
レビュー | 松本大洋の原作を映画化したものです。 将来に希望も持てずそれでも迷いながらあがきながら日々の生活を送る不良高校生達の日常を描いた作品でした。 見た感想は・・う〜〜ん。つまんねえ。 確かに学校で繰り広げられる様々なエピソードは結構見ていて面白いし、それなりに誰もが学生生活の中で経験したことのある不安や悩みみたいなものも、まあ表現はしているんでしょうけど。 けどはっきりいって共感できるところはありませんでした。 むかついたからって友達をサバイバルナイフでメッタ刺ししたり、簡単にヤクザになってみたり、屋上から飛び降りたり・・いくらなんでもやりすぎでしょう。 まぁ原作は短編漫画。漫画の中の話ってかんじ。こんなきちがい連中が将来への不安、悩みに対してかっこいい台詞言ってもこっちには響きません。 これじゃあ俳優達もかわいそうだよ。 せっかく個性的なイイ役者そろえてたのにもったないなぁ〜 あと気になったのが、ミッシェルガンエレファントの曲に合わせて、主人公が屋上から降りてくるシーンがスローモーションで流れるんだけど、これがかっこいいと思ってるんでしょうね、この監督。ちょっと感性が古い。 唯一の救いは83分と短いこと。 これで長かったら最後まで見れなかったかも。 |
観賞データ | 2003年7月1日 レンタルビデオ |