平成12年度
J M C定時総会開催の報告

Japan Mechanical Designers Club 日本機械設計技術者クラブ




◆ 平成12年度 JMC定時総会 ◆

●日 時 平成12年 6 月10日(土)
  ◇定 時 総 会    15:00 〜 15:30
  ◇記念講演会    15:30 〜 17:00
  ◇懇親パーティー 17:00 〜 19:00

●場 所 江坂東急イン(大阪府吹田市)
      3F 末 広

●出席会員26名 委任状提出4名
●来 賓 渋谷真雄 (社)日本機械設計工業会  会 長
      矢野良治 日本機械設計業厚生年金基金 理事長

会長 廣谷清明(代読 日刊工業新聞社 大阪支社 事業出版部長 栗岡輝幸様)の挨拶のあと、渋谷真雄 氏よりご祝辞を頂戴いたしました。

上手茂明副会長の議事進行により以下の4議案が承認されました。

第1号議案 平成11年度一般会計及び本部事業報告
第2号議案 平成11年度地区活動報告及び平成12年度事業計画
第3号議案 平成11年度収支予算
第4号議案 役員及び委員の選任
平成12年度役員
会 長
廣谷清明 日刊工業新聞社
副会長
上手茂明 都エンジニアリング(株)
代表世話人
田中 仁
高坂 始
細井孝三
武内弘光
清水健太郎
横山勝則
奥切武男
(株)カンセツ(セミナー担当)
三和工機(株)(関東地区代表)
竹田設計工業(株)(中部地区代表)
近鉄エンジニアリング(株)(関西地区代表)
(株)清水設計事務所
(株)大 興(中四国地区代表)
(有)大分技研工業(九州地区代表)
世話人
宮崎雄司
山本省三
滝沢弘典
村本輝英
宮城博雄
加藤久礼
川鉄エンジニアリング(株)
(株)日本コンサルティング(会報委員兼務)
サンテック(株)(会報委員兼務)
日本総業(株)(会報委員兼務)
興南設計(株)
加藤機械設計事務所




● 記念講演会 ●
 平成12年度定時総会開催を記念して、記念講演会を開催しました。

「ストレスの正体」
●講師 なかがわ中之島クリニック 中川 晶先生

非常に身近な話題をもとに、ストレスの正体とそれを回避する心構え..というか考え方について講演いただきました。笑いの絶えない、おもしろい講演でした。
講演内容の概略の一部をこちらからどうぞ。



● 懇親パーティー”技術者の集い” ●

17時過ぎからは開場を隣りに移して懇親パーティーが行われました。
来賓の矢野 氏の乾杯の音頭ではじまったパーティーでは、皆さん、お腹が空いていたのかお酒よりも、料理の減りが早かった様です。また、初対面の方も大勢おられ、彼方此方で名刺交換をなさっていました。
技術者同士、横のつながりを広げる良い機会になったようでした。
時間はあっという間に過ぎ去り、九州から遠路遙々駆けつけた、会員の小野氏の中締めで散会となりました。懇親パーティーの様子は写真をご覧下さい。

懇親パーティーの様子を写真で見てみよう(*^-^*)!
   
写真1   写真2   写真3   写真4   写真5   写真6


◆ 平成12年度 JMC定時総会記念講演 ◆
  「ストレスの正体」
                なかがわ中之島クリニック 中川 晶先生

なかがわ中之島クリニック
中川 晶先生

「これ何に見えますか?」
一枚のスライドからはじまりました。
雪山、スッポン、胃の粘膜....
しばらくして、やっと正解がでました。「牛」
輪郭を表す線がないために一見、何の写真か解らないが、一度「牛」と解ってしまうと牛にしか見えない。これは、人の脳が実際欠けている部分を補って認知することによって起こる現象だそうです。”だまし絵”の原理に似ているかも知れません。

M,seligman(マーティン・セリグマン)の犬を学習的に鬱にする実験。
檻の真ん中に仕切り板を取り付け、その中に犬を入れます。仕切り板の両側のスペースには、苦痛を感じる程度の電撃が走るように細工がしてあります。ベルを鳴らし3秒後に電撃を与えることを繰り返します。初め、犬は電撃を感じて反対側のスペースに仕切を飛び越えて移動することを繰り返します。次第に、学習によってベルが鳴ると電撃を受ける前に移るようになりますが、徐々に高さを増す仕切り板に最後は、挑戦むなしく飛び越えられなくなると、あきらめて何もせずに電撃を受けるようになったそうです。
次に、仕切の高さを徐々に飛び越えられる高さに下げるのですが、もう犬は寝込んだまま動こうとはしなかったそうです。これを学習性無力感といい、似たような状況が社会生活の中にもあるかも知れません。

人がストレスを受けると、”心”、”身体”、”行動”のいずれかに支障が出るそうです。行動の場合は、過食症等。身体に出ると認められるのに、心に出ると認めようとせず精神論で否定されるのが残念ながら今の日本の社会と言えるでしょう。
人は、大きく悲観主義者、楽観主義者に分けられ両者が同じ出来事に対しどのように考え、感じるかをセリグマンは、個人度、永続性、普遍性の3つの要素で説明しているそうです。

悲観主義者・・・悪いことは全て自分のせい(個人度)で、それは長く続き(永続性)、他に何をやってもだめだ(普遍性)。逆に良いことは周囲のお陰で(個人度)、でもすぐ終わり(永続性)、他には当てはまらない(普遍性)

楽観主義者・・・悪いことはたまたま運が悪かっただけ(個人度)で、一時的な物(永続性)他は大丈夫だろう。逆に良いことは自分のお陰(個人度)で、これからも続きそう(永続性)、これなら他も良いに決まってる(普遍性)

大変分かりやすいですが、実践するとなると人に嫌われそうなので、表面は前者。内面は後者と2枚舌と言うスタンスもストレスを回避する手段であると付け加えておられました。

※マーティン・セリグマン『オプティミストはなぜ成功するか』 講談社文庫 620円      




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