QDファイル全体構造

 ファミリーコンピュータディスクシステムのドライブで使用されているQD(クイックディスク)規格は、1本の長いトラックで
構成されています。1本のトラックの中には、全部で4種類の「ブロック」が存在します。

 トラックの先頭から、ブロック01、ブロック02、ブロック03、ブロック04と続きブロック01とブロック02は片面に必ず一つずつ存在
します。ブロック03とブロック04は必ず対になっており、最大90個まで増やせます。


 各ブロックの間は、GAPと呼ばれる無記録期間が挿入されます。なぜ挿入されるかと言うとクイックディスク規格は、フロッピー
ディスクのように1バイト単位での細かい読み書きが出来ず、ブロック単位でしか読み書きが出来ないからです。

 ディスクカードの書換え時のような時は先頭から終端まで一気に書込みますのでGAPは均一で長くなりますが、一部ブロックのみ
を書き換えた場合は、ドライブの精度により、GAPが長くなったり短くなったりします。

 GAPが短くなりすぎたりするとERROR.24などの「ブロック先頭マークが読み出せない」エラーが発生する原因となります。



各ブロックの機能概要は下記を参照して下さい。

ブロック名 ブロック
コード
名称 機能概要
ブロック01 $01 ボリュームラベル ディスク全体に関する情報を格納。メーカーコードやゲーム名称、バージョン、
種別、製造年月日、書換年月日などの情報が格納されている。

ブロック02 $02 ファイル数ブロック 片面に書込まれている全ファイル数が格納されている。

ブロック03 $03 ファイルヘッダ ファイル名、ロードナンバー、ロード先アドレス、ロード先デバイス(メインメモリ、VRAM)
などの情報が格納されている。

ブロック04 $04 ファイルデータ ブロック03で定義した内容の実際のファイル内容が含まれる



 まず、トラックの最初にブロック01が存在し、ディスク全体の情報が格納されています。
 GAPを挟み、ブロック02が入ります。ここでディスク全体のファイル数を取得できます。

 次にブロック03が出てきますが、ブロック03があった場合はかならず次にブロック04が続くことを理解してください。
 ブロック03とブロック04は必ず対になっていなければならず、別々になることはありません。

 ファイル1つにつき、「ブロック03・ブロック04」という構成となります。ファイルが1つ以上ある場合は以下繰り返しでブロックが
格納されます。



下記はファイルが合計4つ格納されているディスクの片面のブロックイメージです。


 << トラックスタート >>
ブロック01 ボリュームラベル
ブロック02 トータルファイル数
ブロック03 1番目のファイル
ブロック04
ブロック03 2番目のファイル
ブロック04
ブロック03 3番目のファイル
ブロック04
ブロック03 4番目のファイル
ブロック04
実ファイル郡
 << トラックエンド >>



任天堂株式会社の登録商標です。本webサイト中のゲーム画像の著作権は全て開発ゲームメーカーへ帰属します。
Copyright(C) 2004 by Fantasy.