提灯の張り替え
夜の外出には提灯にろうそくをともして持って出ました。提灯は細く割った竹をらせん状に巻いて上から紙を貼ってあります。紙は竹より弱いためろうそくのすすや熱で変色しやすいし、破れることもあります。穴が空いたら風が入ってろうそくの火が消えて使えません。そこで専門の提灯の張り替え職人が巡回してきて、その場ですぐに紙を貼り替え、名前や屋号・紋なども描いてくれたんですね。荷物の中に新品の提灯もあるから販売もしていたのですね。 戻る