A7.最大多数の最大幸福。

 つまり多数決の原理である。
多数決は数の論理で、少数派は常に犠牲になる。
何事も100対0で決まるわけではない。
51対49の時、たった二人の違いで約半数の意思は通じない。
しかし、49は51の決め事に従わなければならない。

あくまで反対で、従わないというのは民主的とは言わず独善的と言う。
己が少数派になったとき、多数派に従う決意が無ければ民主主義は存在し得ない。

そう言う意味で、民主主義は譲歩と妥協の産物と言える。

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