【山 名】白岩山・高畑山
【コース】猪篠〜白岩山〜高畑山(往復)
【日 付】2004年4月10日
【天 気】晴れ
播但道神崎北インターの先が猪篠集落への分岐である。昼ご飯を買うのを忘れていたので市川のあたりで高速を降りて国道を走ってここまでやってきた。案の定、神崎北から先に店はなかった。棚田のある猪篠集落の中の道を登っていく。
集落の終わりから先は獣よけの柵がしてあった。車は終点の集落で止めることにした。しかしもっと広い広場は集落の先にもあった。門を開けて林道を行く。最初は薄暗かったが棚田の横の道になると明るくなって浄水場に到着した。車はこのあたりがよさそうだ。
さらに林道を登っていく。この先にも車を止めるのがよさそうなところがあった。
ミツマタの花がたくさん咲いていた。甘い香りがした。
林道がカーブするところが登り口だ。丸木橋を渡り、明るい谷道をのぼると作業道にでた。
このあたりで柵の開け閉めをした。
植林の中をしばらく登っていくと広葉樹の苗が植えられたところについた。たしかこのことは
以前新聞の記事で読んだことがあった。プラスチックの囲いで木は保護されていたが、その中は笹の方が元気に育っていた。広葉樹の森ができるのはいつ頃になるのだろうか。周りの林がほとんど手入れされていなかった。
再び作業道にでて山腹の道を登っていく。展望も開けてきた。白岩というだけあり岩が点々とある。眺めもよい。段ヶ峰は本当にたおやかという感じがした。
山頂は三角点もないところだ。とりあえず一番高そうな岩の上に登ってみた。
しばらくしてから高畑山への縦走を開始する。はじめは植林の中に小道があったがすぐにはっきりとしなくなった。しかし歩きにくいことはなかった。また広葉樹の植えてあるところがあった。これから行く反射板のある高畑山が見えた。あとは方向を間違えないように歩くだけだった。当たり前かもしれないが雪は全くなかった。
三角点のある高畑山。三角点はあるが眺めや雰囲気は白岩山に軍配が上がる。しかしこちらからは千ヶ峰方面の眺めが楽しめる。食事をしようかと思ったがお腹もすいてないし、箸がなかったのでやめる。
白岩山に戻ると人がいた。登りは一人の男性にあっただけだった。その後おばさんのグループも登ってきていた。やはりそれなりに人は来るのだ。展望の良い岩で少し食事をしたが欲しくなくなって下山に取りかかった。
登山口から一番最初にでた作業道を歩いて下ってみたが2倍くらい遠道をしているような気がした。そして林道をテクテク戻った。
時間は12時だったので青倉山に行こうか迷ったが行くのはやめて帰った。とりあえず白岩山は眺めもよくて良かった。眺めもなければ辛気くさい山登りになったかもしれない。帰りは猪篠集落の神社に本日の無事を感謝してお参りした。