【山 名】棚原山・谷山・置塩城址
【コース】塩田〜坂地峠〜棚原山〜谷山〜置塩城址〜塩田
【日 付】2003年12月2日
【天 気】晴れ
塩田温泉グランドホテルの先の空き地に車を停める。
峠に向かって歩き出すと左に立派な旅館が建っている。車も時々通るがカエデの木が生えていて雰囲気のよいところだった。
13:20 坂地峠
登山道は峠から香寺町側へ少し下ったところから始まっていた。
雑木林の中の快適な道を歩く。早足で歩くと少し息が切れる。
13:45 棚原山
山頂からは東側の眺めがよい。六甲山はかすんでいたが上空には雲がかかっていた。
空気が澄んでいたら海が見えるはずだ。
谷山への道は最初はヒノキの若木沿いの道でやや藪が多かった。しかし、少しするとコシアブラの多い歩きやすい道になった。快適な道だった。赤のプラスティック製のポールが立っていた。途中で谷山への分岐は行きすぎたかなと不安になったがまだ先だった。
谷山への分岐の前に来ると少し歩きにくくなった。谷山の手前には暮坂峠から2時間と書かれている手作りの標識がかかっていた。植林の中を抜けると谷山の山頂だった。
14:53 谷山 439.8m二等三角点
ススキや灌木の生える山頂だった。少し先にちょっとした露岩があり眺めがよかった。ブルーシートの引かれた置塩城址が見えた。人影も確認できた。
この先のピークにはテレビのアンテナのようなものが立っていた。道はあるかと期待したが明瞭な道はなかった。歩きにくい急な道を下る。そして登り返す。ヤダケを切った跡の所を登ると山頂だった。
15:26 置塩城址
ブールシートがたくさん引かれていた。間違ってこの上に乗ると落とし穴のようになっていて足をはめてしまった。山頂からは北側の眺めがよかった。明神山や七種山、大倉山が目をひいた。
2の丸や3の丸を散策する。茶室跡や台所跡がある。なぜこんな昔のことが判るのだろう。
「曲輪」、「まがりわ」って一体なんだろうと思ったが、読み方は「くるわ」だった。
人工的に斜面を削って作られた平地のことをこう呼ぶそうだ。
あとはジグザグ道を下っていくと車道に出た。
16:20 登山口
すぐ近くには櫃倉神社がある。木々が生い茂る鬱蒼とした神社を想像したが思ったより明るかった。
川沿いの車道を歩き塩田に戻った。日が暮れて寒かった。
17:20 塩田
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