この山は麓から眺めるとなかなかいい形をしているので、はじめは
長水山だと間違えていました。この山の名前はよく分かりませんが
野口神社のご神体の山のようです。
【日 時】2001年4月2日
【山 名】框棲山? 三等三角点646.0m(点名:宮山)
【天 気】晴れ
【コース】五十波〜野口神社〜框棲山?〜ネット沿いの道
〜池〜五十波
【参加者】単独
国道二十九号線の路肩に車を止める。ここ五十波(いかば)はあゆの
友釣りの発祥の地らしい。
細い舗装された道を登っていく。民家の中を抜けて梅の花を見てどんどん
登っていく。
大きな鳥居をくぐりそこからは参道を歩く。
なかなか由緒のありそうな野口神社に着く。水がちょろちょろと流れている
ので飲んでいった。
左側の植林帯の中に山道がある。最初は山腹道を歩き、ぐんぐんと登るようにな
る。倒木が多くて歩きにくいが昔は立派な道があったような雰囲気だ。
常緑の岩のごろごろした森を抜けると尾根にでる。
ネットが張ってあった。たぶん兵庫県の林業試験場の山のような気がする。
ナット沿いは歩きにくいのでネットを越えてみたが、意味はなかった。
すぐ先でネットで行き止まりになっていた。
またネットを越えてモミの木の混じる植林帯を10分ほど行くと山頂に着いた。
神社から40分ほどかかった。植林に覆われた山頂からは眼下に29号線から
夢前方面の山が望めた。
帰りはネットの中を歩いてみることにした。
正面には長水山が見えた。若木の多い道は歩きにくかった。
道がでてきたなと思ってもすぐに消えてしまった。ネットを越えると歩きやすく
なったが、すぐに道がわかりにくくなった。尾根伝いに歩いていくと山崎の町並
みが見下ろせた。
右のなだらかな山は高取山
それで左へ曲がり植林帯の中を適当に下るとまたも怪しくなった。
しょうがないからウラジロシダとマツの倒木の多い道を下り最後は
急斜面を滑るようにしておりると池にでた。
ここからは沢ぞいを下るとゴミ捨て場にでて国道に下り着いた。
登りよりも下りの方が時間がかかった。
この山は登るよりも眺めてよしの山だと思った。
せめてもう少し道が整備されて眺めがよくなったらいいのにと思った。
何はともあれ以前からの希望の山頂に着けたのでよかった。