三嶺〜天狗塚と綱附森

(日 時)2003年10月4日
(コース)光石登山口〜三嶺〜天狗塚〜光石登山口
(天 気)晴れ

JR竜野駅にて待ち合わせをする。10月の6時といえばもう暗い。
時々、睡魔におそわれながら山陽道を岡山方面へ向かう。吉備SAにて一食1300円ほどの少し贅沢な食事をする。夜の瀬戸大橋は初めてだった。
与島で一旦したまで降りてみた。人も少なくて閑散としていた。
高知自動車道はトンネルが多く対面通行だった。山の中なので真っ暗だ。

南国のホテルまで迷わずに行けた。南国というだけあって少し暖かく感じた。
ホテルはきれいだったので少しの時間を過ごすにはもったいなく感じた。
疲れていたので12時前に寝た。

6時半頃ホテルを出発した。ホテルの前のローソンで買い物をしたが、この先にもコンビニはたくさんあった。土佐山田の町までコンビニは有ったと思う。
100番台の国道なので走りやすい道だったが、大栃の分岐からは十津川辺りの道のようになった。「警笛鳴らせ」の標識がたくさんあった。

9時前に光石登山口に到着した。駐車場やトイレがある。
泊まりがけの予定なので久しぶりに寝袋を担いで登る。
大きな木がたくさん生えた沢沿いの道を進む。八丁小屋は小屋の前に水場もありいい小屋だ。
何度か木の橋を渡る。同じ景色が続くので少し飽きてきた。

沢の傾斜が急になると、針葉樹の森になりいよいよ高山にきたという感じがして嬉しくなった。
標高も高いので紅葉している。ガレ場に来ると水量も細くなったので、水を汲んだが、このだいぶん先にちゃんとした水場があった。

歩き始めておなかがすいたことに気づいて、小さな岩場で食事をした。岩場からは今日歩いた谷が見えた。この先に水場があり木が生えていないところになった。稜線に出て一登りすると山頂だった。

三嶺山頂にはたくさんの人がいた。ヒュッテの方には人の列が見えた。展望を楽しんでから引き返した。眺めのよい尾根を歩く。人はずいぶんと減る。コメツツジは赤色になっていた。大峰山と標高はそれほど変わらないのに、なぜ四国の山はこんなに違うのだろうか。
西熊山への快適な稜線
時々、天狗塚方面からやってくる人に出会う。時間は充分あるのでゆっくりと歩く。
しかしゆっくりと歩いても2時20分にお亀岩避難小屋に到着してしまった。
退屈である。斜面に立っていて日も当たらないところだったので、あまりいておきたくなかった。

3時前に天狗塚まで行くことを決心した。すると、小屋に泊まるというカメラを携えた男性が戻ってきた。天狗塚まで30分とかからなかった。静かないい山だった。下の笹原も散策してみたい気にはなったがいかなかった。
天狗塚
そして今日下山すれば明日、剣山に登れるかも知れないと思い下山することにした。日が暮れる前に登山口に戻りついた。治山の森の山小屋のようなところで宿泊した。

(日 時)2003年10月5日
(コース)アリラン峠〜綱附森(往復)
(天 気)晴れ
綱附森
次の日、アリラン峠まで行く。高知県側は峠まで舗装されているが徳島側は砂利道だった。乗用車で来た人は底を擦ったとおっしゃっていた。
マイクロバスもきていて矢筈山は混雑していそうだったので、綱附森に行くことにした。
山頂まで誰一人と会うことはなかった。眺めもよく道も整備されていた。
山頂からは天狗塚、三嶺が雄大だった。土佐の海も見えた。
下山は同じ道を戻る。峠まで1時間強だった。
綱附森から三嶺

トップページ

山の記録