7月にNHKで雲ノ平が紹介されているのを見ました。
それ以来、今年はここに行こうと決めていました。
その思いが今叶いました。
【山 名】 雲ノ平
【日 時】 2001年8月27日〜31日
【メンバー】 単独
【コ ー ス】
8/27 折立〜太郎平
8/28 太郎平〜薬師沢〜高天原
8/29 高天原〜岩苔乗越〜祖父岳〜雲ノ平
8/30 雲ノ平〜三俣蓮華岳〜鏡平
8/31 鏡平〜新穂高温泉
【携 帯】 太郎平 不安定 鏡平 良好
他の地域は入りませんでした。
前日に富山市内のビジネスホテルに泊まった。今回はあんまりいい天気ではないだろうな。
小雨が降っていた。
8/27 曇りのち小雨 とうとう計画が実行される!
朝の6時にホテルを出た。そしてローソンで買い物をして地鉄の駅に向かった。
京阪電車の元特急が止まっていた。ローカル線にガタゴトとゆられていった。
北陸自動車道が見えて立山インターの標識があった。去年はここまで
車で来たのだ。いつのまにか山が迫るところを走り抜けていく。
有峰口駅に着くと早速、荷物をの重さを測っていた。小生の荷物は軽かったので
荷物料金は払わなくてよかった。
バスの運転手さんがガイドをしてくれた。「おきゃぐってーのは、スピード出したら
こわがるし、おそがったら、おごる」と富山訛で話された。有峰記念館でも停まってくれて
見学できた。
さあさ、しゅっぱつだ!!!
8:50 折立
飲んだら腹をこわすかも知れません、と張り紙がしてあったが一様くんでいく。
ゆっくり一歩一歩着実に登っていったので全然しんどくなかった。
三角点には上半身裸の若者がいた。道は木道になり、太郎平小屋に着いた。
12:00 太郎平小屋
雨が降っていたので今日はここに泊まることにした。しかし退屈だったので
鬼平犯科帳という漫画を読んだ。薬師沢まで行った方がよかったかなと思った。
初めて小屋に泊まった。食事はおいしかった。
もぐもぐもぐ、お代わりしました
8/28 快晴 高天原温泉へ
5:45 太郎平小屋
昨日とはうって変わってだい快晴。木道を歩いて薬師沢に向かう。
7:40 薬師沢小屋
橋を渡って川沿いの道を下るのだがあんまり下っているという気はしなかった。
8:50 B沢出合
B沢の出合から沢を離れて登っていく。針葉樹の森の中を抜ける。
10:20 高天原峠
このコースは人に全然会わなかった。少し食事をして、小屋に向かう。
綺麗な川を渡り湿原を抜けると小屋に着いた。
11:15 高天原小屋
早速今回の目的、温泉に行く。温泉に入る前に竜晶池に向かう。
水晶岳が見える。あんまり水は多くなかった。
混浴風呂に入る。硫黄のにおいが立ちこめていて最初はノグソの
においかと思った。次は2回目、ぬるめのお湯に行く。本当にぬるかった。
近くに蛇がいたので怖かった。入っているとモデルに撮ってもイイですかといわれた。
小屋は窓がたくさんあって気持ちがよかった。水晶岳を見ながら横になった。
夕ご飯の時、広島のおじさんがビールをおごってくれた。ありがとうございました。
名古屋のおばさんはバスで眠たそうな顔をされていたご婦人であった。
今日は雲ノ平経由できたとのこと。そのコースも良さそうだなと思った。
8/29 晴れ 念願の雲ノ平へ!
6:00 高天原
岩苔乗越への道である。一つ寄りたいところがある。それは水晶池だ。
しかし水は干上がっていた。山頂もすぐ側だ。
8:35 岩苔乗越
ようやく稜線だ!天気がいいので最高だ!身震いするくらい良い景色だった。
水晶岳にも行けそうだが今回は祖父岳の方へ行く。遠くに半島のようなものが見えた。
能登半島だと思う。あと笠ヶ岳の山容が印象的だった。岩を彫刻刀で
削ったような、マグマ大使を連想させた。
テント場が近くなり雲ノ平に着く。一番気に入ったのはスイス庭園だ。
高天原を見下ろす眺めがよかった。
11:30 雲ノ平
若い人達がケーキを食べていた。若者の多い活気ある小屋だった。
アラスカ庭園は針葉樹の茂る森だった。祖父岳がじいだけなら、
祖母岳は「ばあだけ」なのだろうか?
8/30 曇り 鏡平小屋へ
5:30 雲ノ平
昨日歩いた道を戻る。祖父岳の山腹道を歩く。日本庭園は岩がごろごろしたところだった。
三俣山荘が見えてきた。「いったん下ってえらいノボラナアカンなー」と思ったが、
実際はそんなにしんどくなかった。急ながらがら道を下る方がしんどかった。
黒部の源流を渡ってからは沢沿いの道を登った。
今回の3つ目の目的を達成するために、三俣山荘に向かう。
7:40 三俣山荘
そして三俣蓮華岳を眺めながらコーヒーを飲むのであった。
なんで飲んだかというと30日はコーヒの安い日だからです(^^)
少しだけ雪の残った道を登り山頂直下に来る。折角なので山頂まで
足を延ばしてみた。
8:40 三俣蓮華岳
小生にとって一番身近な京都、大阪、奈良の府県境とは全然違う。
たくさんの人がいたのが意外だった。尾根づたいに歩くつもりはなかったので
山腹道を進む。天気が悪くなりそうだったので速く歩いた。
10:13 双六小屋
トイレをしてからすぐに出発した。池の脇をぬけ木道を歩き、稜線にでた。
大きく崩壊した尾根道だった。
11:13 峠
弓折岳まで行ってみた。鏡平の小屋が真下に見えた。今日はあそこまでだ。
手を地面につけるとしびれる。雷の前兆かと思ったが、雷はなかった。
下っていくと木が多くなってホットする。
11:50 鏡平
名物のかき氷を食べた。綺麗な小屋だった。夕方に雨が降りだした。
横に寝た方は広島の人で、植物の研究をされているそうだ。
笠ヶ岳に行く人で賑わっていた。
8/31 小雨のち曇り 新穂高へ下山
5:10 鏡平
残り物のパンがあったので朝ご飯は食べずに出発した。
樹林帯を抜けると眺めのいいところにでた。穂高岳や雲海が綺麗だった。
下るに従いガスが立ちこめてきた。秩父沢で休憩していると、小屋の
従業員の方が降りてこられた。
7:13 林道
わさび平のあたりはブナ林で気持ちが良かった。笠新道は本当に
シンドーそうだった。
8:20 新穂高温泉
無料の温泉はまだ閉まっていたので停車中のバスに乗って帰った。