【日 時】2001年3月18日
【山 名】木梶山
【天 気】晴れ
【コース】青田〜岳山〜木梶山〜馬駈ヶ場〜青田
【参加者】ヒロ、ルル

今日は天気は午後から回復ということなので、ノンビリと行くことにした。
6時半に起きたが出発したのは8時前だった。
うちの犬は酔いやすいこともあり、まず天理のコンビニで休憩をした。
ココでヒロに犬の面倒を見てもらってその間に小生の昼飯を買う。

名阪に乗ると意外と流れが悪い。トラックが先の方にいて流れを悪くしていたよ
うだ。

針に着いた。時々青空もでてくるようになった。それでもまだ雲が多い。
2回目の休憩は高速を降りてすぐのコンビニだ。

そして次は榛原を過ぎた川沿いの広いところだ。もう10時くらいで小腹がすい
てきたのでローソンで買い物をした。たくさんの人で賑わっていたと思う。

さらに登坂車線を走りノンビリと行く。
トンネルを抜けて道を確認するために止まる。
まあ去年も来たのでだいたい分かる。

舗装された川沿いの道を進むこと10分。目的の駐車地に着いた。
ココは広々としている。先客の白い車が止まっていた。
山渓のガイドを読んでみると対岸の林道にわたると書いてある。
確かに対岸に林道が見えている。

とりあえず谷沿いに進んでみる。しかし、深くて靴が濡れてしまう。
だから、駐車地からわたることにした。

そこで迷犬ルルにとって嬉しいことに、鹿の足が落ちていた。
まさか食べはしないだろうと思ったが、予想に反した。
ガリガリガリガリ食べ出した。血がしみこんでいるような
真っ赤な骨をかじっていた。

もう11時を過ぎていて、いつまでも付き合ってられないので
出発することにした。とたんに犬が走り出した。
滅多に食べることのできない鹿の肉のおかげでパワーがみなぎったようだ。

対岸の林道にわたりガイドの通り進む。階段を登るとそこからは歩きにくい。
間伐をしたのか倒木や灌木が茂る。急な斜面を登りきると
再び林道にでた。はじめから林道を歩いてもいいような気がした。

植林地の中のなだらかな林道を登る。
山の手入れをしている最中のようでトラックや資材が転がっていた。

15分ぐらい歩いただろうか。林道の終点に着いた。
ここからは適当に登っていく。植林帯なので楽に登っていける。
左へ左へ行くと雑木林の枝尾根にでた。テープも付いていたので
登山道なのだろうか。ココで一服した。

急な道だった。ここでも息が切れた。尾根にでた。
半分が雑木、半分が植林というところが多く、唐松のような木も植林されていた。
そういえば対岸の桧塚の尾根もこんな感じだった。

岳山らしきピークを通ったのだがあるはずの三角点もなく、
似たような雰囲気の道が小生の文章のようにだらだらと続き、
長く感じられた。次第に雪もでてきて桧塚や高見トンネル付近のヘアピンカーブ
が眼下に見えた。



        高見山
風も通らず休むのにいいところがあったので昼飯を食べることにした。
広葉樹に宿り木が付いていた。宿り木は木から養分をとっているのだろうから、
宿られている方は枯れてしまうのだろうか。宿り木は高くで売れると聞いたが
あんなに高いところにあるのでとるのが大変だ。

雑木林も増えてきたので木梶山ももうすぐだ。雪の上をザクザク。
柔らかすぎてしんどい。もう少し寒かったら樹氷も見れて快適なのに。
贅沢なことでありまする。


    木梶山の手前


山名板のかかる山頂に到着。
高見トンネル方面へも道が付いている。一体どこに出るのだろうか。

この先は笹原の道を進む。樹氷が見れたら本当に綺麗なところである。
右手の谷は雑木が埋め尽くしている。紅葉の頃を想像するとさぞ綺麗であろうと
思いをはせる。

しかしそれは想像にすぎず、ザク、スボッと行く道はしんどいだけだった。

何はともあれ疲労を感じながら、分岐に着いた。馬駈ヶ場がまで行こう。
義経がココまで馬に乗ってきたらしい。これはすごいことだと思った。
林道もない時代に馬に乗ってくるとは。

分岐から林道はすぐであった。
林道というほど幅の広い道ではなかったが、明らかに重機を使って作った道だっ
た。分かれ道が大変多くて適当にいったら行き止まりだったので引き返した。

どうも最初の分岐を左に行った方がよかったのではないか。
一番メインと思われる道を下るのが良さそうだ。
所々、がれていた。桧塚が正面に見えた。

車に戻ったのが予定どおり4:20。
すぐに帰った。榛原の手前で道を間違えて大宇陀の方へ行ってしまう。
桜井まで10キロとジャスコかどこかのスーパーの看板がかかっていた。

桜井まで出ようかと思ったが結局榛原経由で帰った。
天理まで来るとFMならが入る。ローカルな放送だなと思った。
アナウンサーが朝と同じ人で鹿せんべい投げのことを報じていた。

7:30無事帰着














表紙     山の記録














































青田から木梶山