播州:笠杉山から杉山

【山  名】 笠杉山・杉山(1088m)
【日  時】  2003年5月22日
【メンバー】 単独
【コ ー ス】 上千町〜牧場跡〜笠杉山〜杉山〜くじら石〜上千町
【天  気】  うす曇り

13:15 上千町
上千町の集落は山を越えていかなければならず思ったより遠いところだった。
集落の先の工事中の林道に車を止めた。
この新しい林道があっているのだと思い歩いていくが、少ししておかしいことに
気づき引き返した。

沢沿いの林道を歩く。雑木林の新緑がきれいだ。
牧場跡という所に着いた。昔はここに牛がいたのだろうか。
その先に野外ステージのようなものがある整備されたところに着く。
「いちのみやミニ王国拠点エリア」と呼ばれているそうだ。

本来歩こうと思っていた山頂に直接でる道はどうもこのあたりから登るようだっ
たが、気がつかなかった。

13:49 林道分岐(右は大乢へ行くようだ)
そのまま林道を歩いていくと2手に分かれた。笠杉山の峠へ行く標柱も立ってい
た。迷わず左の林道を登っていく。

13:57 林道終点
どうもはっきりとしない道だ。
先日の登山会でたくさんの人が歩いたはずなのにおかしい。
そんなに歩きにくそうではなかったので、枝尾根を登っていくことにした。
松林の中の道は松茸がでてきそうだった。
所々にテープが付いていたがはっきりとした道ではなかった。
朝来町側の眺め
笠杉山の尾根にでた。眺めのよいところだった。
山頂まですぐだと思ったが、山頂より300mほど南のピークだった。
だから山頂までは10分近くかかった。

14:25 笠杉山
岩の散らばる狭い山頂だった。一宮側の山が見えていた。
14:30 
本来歩こうと思っていた道は山頂から数10m段ヶ峰の方へ行ったところだった。
ちゃんと「千町小屋」と書かれた標識もかかっていた。

14:45 大乢 
天保時代のお地蔵様がまつられていた。
昔はこの峠は生活のために使われていたのだろう。いまは登山者が使うようにな
っている。お地蔵さんはどのように思われているのだろうか?
最初は植林だったが登るに連れて雑木林に変わってくる。
大峰山にでも来てるのかと錯覚してしまうような、よいところだった。
大峰山のような森
15:18 1095mピーク
地図で見ると1090mを越えた所はないので本当はもっと低いような気がする。

15:23 くじら岩分岐
少し休憩していると5,6人の人がやってきた。役場の人のような感じだった。
杉山の分岐から山頂までは下ばえが笹のアセビがポツポツと生えた道を登る。ア
セビだけが残っているのは葉に毒のある証拠なのかなと思った。鹿の姿を見た。
分岐から3分くらいだった。
段ヶ峰は目の前だ!
15:32 杉山 1088m
段ヶ峰は目の前、千町ヶ峰は裾を広げたような姿をしている。
本当は縦走したかったが今日は時間が遅いのであきらめる。いつか必ず行きたい。
15:40
分岐まで戻り少し段ヶ峰の方へ行くが、やっぱりやめておこうと思い戻る。
道もはっきりとしていそうな感じだ。
くじら石へ行くことにする。稜線からは赤テープを頼りに下る。あまり踏み跡の
はっきりとしない道だ。水の流れる音が聞こえる所を下る。ヒノキの薄暗い林に
変わった。
くじらのようなくじら石
16:27 くじら石
最近発見されたようだ。確かにくじらのように見える長さ6mくらいの岩だった。
巨石といった方がよいかもしれない。

16:33 林道
最近できたような感じだった。沢には岩が埋められていた。
左へ下っていく。やがて千町峠からの道にでる。
ウツギやフジの花がきれいだった。

17:25 上千町 

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