兵庫:笠松山・三木アルプス・雄岡山



最近は高速代をケチっています。
なぜならハイウェイカードがなくなるからです。
それで山崎から寝屋川まで高速を使わずに帰ってみようと思いました。
兵庫の低山をたどりながら帰ることにしました。

(コース)山崎=古法華駐車場〜笠松山〜善防山〜古法華駐車場=
     鴨池〜三木加古川市境の登山口〜三木富士〜安場山〜NTT中継所〜鴨池
=雌岡山登山口〜雌岡山(往復)
    =雄岡山口〜雄岡山(往復)
=つくはら湖=有馬口=三田=
     日生中央=寝屋川←3/30    =車
(日 時)2003年3月29日
(天 気)曇りのち晴


【笠松山へ】
6:30に山崎を出発した。今日は昼から晴れるようである。
まだ薄曇りだった。
古法華の駐車場
7:30 古法華駐車場

桜並木の直線の道を走ると左手にこびろい駐車場がある。
このあたりは採石地もあり少し乾燥していて韓国に似ていると思った。
駐車場から坂道を上っていくと吊り橋が見える。

この道は車の通る道で吊り橋の下をくぐり古法華の神社の
ようなところへ通じていた。
吊り橋と笠松山
吊り橋を渡り笠松山を目指す。
眺めのよい尾根歩きだった。あいにく今日は空気がかすんでいた。
空気の澄んでいるときにくるのがイイだろうな。
だんだんと笠松山の展望台が近づいてきた。
笠松山
8:20 笠松山
山頂に着くと夫婦が展望台の上で休まれていた。
小生は写真を写してすぐに辞した。

同じ道はおもしろくないと思い「石彫?」の方へ行く。
石仏がたくさんあった。腹が痛くなってきたのでトイレへ行った。
そして先ほどの橋に戻り善防山へ向かう。
古法華の石仏
9:08 善防山
雑木林に囲まれたなにもない山頂だった。

下りも違う道で下ってみた。
桜の並木道を通り車に戻った。
9:45 古法華駐車場


【小野アルプスへ】
この山を知ったのは神戸新聞総合出版センターの「はりまハイキング」
である。
鴨池のそば
10:30 鴨池
確か「ボートP」と書かれてある木立に囲まれているところに止めた。
この先にトイレもある広い駐車場があった。

本に書かれてあるとおり池の周遊をしてみるが、
実際、池からはだいぶん離れた道で随分を長く感じた。
鴨池周遊路から望む小野アルプスとゴルフ場
腹が減ってきたので煮干しを食べたがそれでも空腹は収まらなかった。
自転車に乗っている人が通り過ぎていった。

ようやく民家の側の焼いたばっかりのようなたんぼの横を通り道にでた。
池の多いところだった。
市境の登り口
12:00 加古川市小野市境の峠
ようやく山道が始まる。
登ってすぐに高速の見える岩場に着いた。
この景色が見たかったのだ。
山陽道の権現湖サービスエリアや湖が見えた。
小野アルプスはこんな所だったのかと思った。
山陽道
13:00 紅岩
紅岩は遠くから見るとたらこみたいに見えた。
真っ黒のモグラのような死体があった。
少し柔らかかった。生きているのだろうか。
よく分からないが怖かった。

13:25 小野富士
子供ずれの人がいた。
土曜にもかかわらずこのあたりの山は人が少ないと感じた。
少し先にある展望台に足を延ばす。
市街地が見えた。高御位山も見えていた。
山名板がなければ分からなかっただろう。
展望台からの市街地
山頂から下った峠状の所は雑木林の手入れがされて里山という感じで
よさげだった。下っていく道もあった。女池の方へ行けるのだろう。

アンテナのあるアンテナ山、総山を越えて車道の通る
アザメ峠に到着した。
アザメ峠
14:05 アザメ峠
今から登るという男性に、「紅山まで何分くらいで登れる?」
と尋ねられた。おばさんも2人いた。
少し下ると「東縦走路」と書かれた標識が立っていた。
正直まだ縦走路は続くのかと思った。

せっかくなので歩くことにした。
すでにバテ気味である。
なんの意味があるかはよく分からなかったが1996年に
たてられた標石があった。
安場山の三角点は気がつかなかった。

14:40 NTT中継所
何度か上り下りをしてNTTドコモの塔のある山に着いた。
専用道を下るのみ。
安場山のあたりだろう
集落を歩くと標識が立っていた。
鴨池まで2.5キロ長いな〜
一両で走るディーゼルの加古川線を見た。
標識
15:50 鴨池
「白い車の人に加古川はどっちですか?」と聞かれた。
それにしてもようやく着いたーくたびれたーと思った。

車の運転をするのがしんどかった。
予定を決行すべく雌岡山目指す。
三木小野インターを過ぎてから混みだした。
途中から一車線になるとは知らなかった。
老ノ口で左折するとすぐ左手に登山口を見つけた。

【雌岡山・雄岡山へ】
雌岡山登り口
16:25 雌岡山登山口(自然歩道の標識があったと思う)
鳥居をくぐってぐんぐんと登る。
孫と来ているような感じのおばさんがいた。

16:35 雌岡山
山頂には神社があり眺めも良い。
明石海峡大橋が間近だ。
雌岡山からの眺め
こんなに海に近い山だとは思わなかった。
森も鬱蒼とした感じで、ゆっくりと散策したいものだ。
「明石」の名前の由来をかいた案内板があった。
たしか男が小豆島の人に浮気して、鹿に乗って会いに行った
とか書かれていた。詳しくは忘れました。

車で雄岡山の登山口へ移動。
最終バスは行ったようだったのでバス停の側に車を止めさせてもらった。
雄岡山口
16:50 雄岡山口バス停 大皿池の近く
少し登ると家がありそこから山道になる。
山の所有者の名前を書いたプレートがかかっていた。

17:00 雄岡山
山頂には家族連れの人がいた。
そんなに眺めは良くないがさすがに1等三角点は立派だ。
雄岡山一等三角点
17:05 雄岡山口


17:35 喫茶せんねんや
帰りは丹生山の近くの食事屋で和風中華ラーメンを食べる。
ご飯とコーヒーがついて500円だったのでなかなか安いと思った。
18:10 
喫茶せんねんやで見た猫
有馬口から三田経由で川西の日生中央へ行った。
本当は有馬温泉〜宝塚〜寝屋川の予定だったが、
中国道がかなり渋滞しているそうだったので、
予定変更して川西へ行った。

次の日、川西から寝屋川へ帰った。
やはり山を登りつつ下道(したみち)で帰るのは
大変なもんだと思った。

表紙     山の記録