台高:池木屋山〜大熊谷の頭
多くの方の記録を参考にさせていただきましたが、なかでもDOPPOさんの記録は印刷
して山にもっていきました。大変参考になりました。ありがとうございました。
【山 名】池木屋山・江股ノ頭・白倉山・大熊谷の頭・庵の谷高
【コース】@宮の谷〜池木屋山〜江股ノ頭〜江股ノ頭の東のなだらかなピーク
Aテント場〜白倉山〜大熊谷の頭〜庵の谷林道〜宮の谷
【日 付】2004年5月1〜2日
【天 気】1日 晴れ 2日 雨
前の日に青田の発電所の駐車場にテントを張って泊まった。
着いたとたん電気がついて監視されているような気がしたが、トイレもあり不自由しなかった。
7:00 宮の谷林道終点の1キロ手前の広場
去年来たときは舗装されていなかったところまで舗装されている。
7:20 宮の谷林道終点
8:10 高滝
急な斜面の山腹を歩くので気をつける。
9:20 奥の二股の先の最後の水場
前回来たときは雨が降っていて陰気な谷という印象が強かったが晴れていると、新緑も鮮やかで
思ったより明るい谷だった。水は急いで汲んでいたが、沢から離れる地点には標識に最後の水場と書いてあった。
10:17 池木屋山
昼ご飯を食べた。同行のヒロはバテ気味でなかなか来なかった。晴れた山頂は初めてだが眺め
のないことが分かった。
11:00 出発
ようやく1年間、歩きたいと思っていた道に突入だ。大和谷の上流部は伐採されており眺め
がよい。大峰山、大台ヶ原が一望できる。ドーム型の大きな山は最初はよく分からなかった
が、よく考えると仙千代ヶ峰だろうか。さすがは近百だ。しかし眺めはいいが造林されず禿
げ山になっていた。
13:21 水越
ここへの下りはやはりわかりにくかった。今日は天気がよかったのでそれほど間違わずに下る
ことができてよかった。とりあえず水を汲みに行くとする。北側のバイケイソウの生える谷を
下る。右から小さな谷が合流する。その谷を少し上がると水が得られた。片道5分くらい。
13:51 出発
これからの登りが今回のコースで一番しんどかった。一番最後は岩がゴロゴロした急な道で息
も切れた。
14:42 江股ノ頭
眺めはないが落ち着いた山頂だ。テント場探しに出かける。いろいろウロウロしたが結局は山頂の東のなだらかな
ピークに決めた。大きな木が多い雰囲気のよいところだった。落ち葉もふかふかしていてテントを張るのが少し悪
い気がした。
15:30 テント場
水場はなだらかなピークと1226mピークの間の谷を5分ほど下ると得られる。嬉しかった。
水越の水場への道とよく似たバイケイソウの生えるところを下り、右側から急な谷が合流する。
この急な谷に水が流れていた。
1226mピークの北側にもテントの張れそうなところがある。そこからの方が水場は近いだろう。
近くには岩場があり奥の迷峰の方だろうか丁度夕日の沈む方角に三角形の山が見えた。
明け方近くになりゴーとうなるような音が聞こえる。案の定、霧がかかってラジオを聞いてみても天気は下り坂だと
伝えている。下山しようか進もうか迷った。しかし折角テントでここまで着たので歩いてみることにする。
5:30 テント場
雨は降っているのか木に着いた霧がしずくとなってポタポタと落ちてくる。途中に1.5mくらいの高さの岩がある。
引き返そうかと思った。中間点あたりまできて引き返す気はなくなった。
霧がでて方向もわかりにくいし、何も見えない。ただ地形を歩いているだけだった。
7:32 白倉山
前進したことを後悔した。この山の手前は結構、灌木が茂っていてズボンも濡れて寒くなってきた。しかしここからは
よく歩かれているようで歩きやすくなった。
8:39 大熊谷の頭 1190m
迷岳まで行くのはやめて下山する。2組の登山者に出会う。
9:15 庵の高三角点
9:21 林道終点
10:28 庵の谷林道入口 車道
11:22 宮の谷の林道終点の1キロ手前
また機会があれば迷岳まで歩いてみたいと思う。池木屋山からの尾根はよい尾根だったが、途中に瓶が落ちていたり、
架線の残骸も落ちていたりと原生林という雰囲気ではなかった。しかし、無事に歩けたのでよかった。
帰りに針テラスによったらでるのに30分かかった。連休中はむやみにサービスエリアに入らないでおこうと思った。
表紙 山の記録