姫路市:林田町奥佐見から葛城山

麓から見た双子形の山(右側)

龍野方面や29号線の林田付近から東北に、双似形のきれいな山が見えます。
25000地形図安志の右下、林田町奥佐見にある338mピークです。
以前からきれいに見えるので気になっていた山です。
登山道があるか期待したのですがこれといった道はありませんでした。
せっかくきたので姫路市最高峰の葛城山まで足をのばすことにしました。

安富町側からの記録はこちら→姫路市最高峰:葛城山(安富町側より)

2005年1月24日
晴れ
コース:林田町奥佐見新池(102m標高点の南にある小さな池)〜338m峰〜葛城山〜441m峰
     〜307.3m三角点〜葛城下池〜奥佐見

新池の側にはアトリエのような家があって、うろちょろしていると家人が出てこられたので
この奥の山に登らせて下さいと、お願いをして山には入る。

たいへんぬた場の多い谷だ。獣道のような尾根を上がっていく道を見つけたので登ってみる。
すぐにウラジロシダが茂りだした。今日は暖かくて沖縄の山を歩いているようだl。
藪を抜けると雑木林のみちになり、さすがは遠くから目立つ山であって、木立の間からは
下界が見下ろせる。
眺め
南側のピークに到着した。残念ながら眺めはない。下って登れば338mピークだ。
大堤峠方面を望むことができた。
目的を達成できたので山を下りようかとも思ったが、これといった下山道もないので歩く。
たしか327mピークにアンテナがたっていた。
2キロ近くあるために葛城山への道は楽ではなかった。
結構くたびれた。笹とクヌギの林はきれいだった。
大きな藪はなかった。

葛城山には3時くらいに到着した。向かいの307.3m三角点まで縦走する予定で、
尾根を南下するが、道を間違えていた。
そして441mピークまで無事に来れたのだがその先で再び間違えて、
沢に出てしまった。少し焦ったが下れば池に着くはずだという確信を持つ。

しかし途中から山腹道になり自然と三角点の北の峠に着けた。
奥佐見のほうへは道があるが反対側は笹藪だ。植林がされていて人の往来がありそうな所だった。
4時40分だった。
三角点まで標高差100mくらい。がむしゃらに登る。
ウラジロシダの中に標石は埋もれている。
そして尾根を進むと国有林の境界に出て、境界沿いに急斜面を下り、葛城下池に到着した。
とても寒い。無事に歩けて良かった。日も暮れる頃車に戻ることができた。
葛城下池

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