白山:観光新道から黒ボコ岩(往復)


2004年7月23日 霧

白山に登るのは7年ぶりだ。大阪を5時半くらいにでて10時過ぎに別当出合に到着した。思ったより山奥だったので驚いた。
川の側の駐車場にはたくさんの車が止まっていた。登山道を登っていくとすぐに別当出合のバス停に着いた。
トイレや登山の案内所がある。
今日は砂防新道は通れないので観光新道へ行く。初めから急な道になる。
だいぶん前歩いたときの記憶はほとんどなくて初めて歩くような気がした。

工事用の林道にでると、警備員のような人がいた。
これからが本格的な登りだった。人が多くてそんなに早くも歩けずちょうどよかったが、少し多すぎた。
前は数えるほどしか人に出会わなかったのに、今日は砂防新道通行止めなのでとても多い。
やっとこさの登りで尾根にでる。市ノ瀬へ下る昔ながらの道もある。
下ってみようかとも思ったがもっと登りたかったのでやめた。
途中で団体さんに追いついたが、抜かすのが大変な人数だったので抜くのはやめた。
唐揚げ弁当
ちょっとゆっくり過ぎたので眺めのよいところで昼ご飯を食べた。
コンビニで買った唐揚げ弁当を食べた。

そして殿ヶ池ヒュッテに着く。2,3名の人が小屋にいた。外には簡易トイレが2つあった。
あまり泊まりたいとは思わなかった。小屋の先には小さな池があった。
ここで団体さんを追い抜いて自分のペースで歩く。
しかし標高差1000mくらい登ったので少し元気もなくなってきた。
途中に岩があってそこから10数分で黒ボコ岩だった。
岩にいた人に「あと30分くらいかかるでしょう」と言ったが思ったより早かった。

もう2時だ。5時くらいに降りる予定だったので今日はここまでだ。
少し先の阿弥陀ヶ原まで行くが残念ながら白山は望めない。ハイマツしか生えていなかったと思う。
そして岩にいた人に写真を撮ってもらい下山にかかった。
黒ボコ岩殿が池
殿ヶ池ヒュッテに来ると同行のイノデさんとまりさんが登ってきた。植物に詳しい方達なので帰りは植物の
説明をしてもらいながら下った。
カライトソウ、ワレモコウ、ニッコウキスゲ、ヤハズハンノキ、ゴゼンタチバナ、オオカメノキ、
ヒキオコシ(葉は薬で、倒れていた旅人を引き起こすという意味がある)食べてみるととても苦かった。
ヤグルマソウ、ヤマハンノキ。

このコースを日帰りで登っても結構疲れたので、馬場島から日帰り剣岳往復は無理かなと思った。
ゆっくりと下ったので駐車場は6時過ぎに着いた。

尾口にある2年前にできた簡保の宿に泊まる。コテージに泊まったが2階建てでよかった。
次の日は三方崩岳に登り世界遺産を見て帰る。高速までの道が意外と細く大変な道だった。
また関あたりまで対面通行だった。

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