入乃波〜大台ケ原〜小処温泉・辻堂山 【山  名】  笹ノ峰・辻堂山 【日  時】  1998年9月12〜14日 【メンバー】  単独 【コ ー ス】  入乃波〜筏場〜大台辻〜大台ヶ原〜開拓跡〜小処温泉〜         辻堂山林道〜辻堂山〜株ノ谷〜天ヶ瀬 【天  気】  12・薄曇り13・晴れ14・晴れ後曇り 10:10 入乃波 以前お世話になった人に、挨拶に行ってから出発する。 11:45 青山口 ようやく山道を歩ける。 12:08 出発 14:05 銀嶺水 麓の方が「銀嶺水を汲んでいったらええ」と言っていたので、迷いながら汲んだ。 14:25 出発 入乃波でさえ山奥なのにこんな所まで植林していた。大台辻までたいした登りも なく着いた。 14:55 大台辻 今日はここでテントを張る。雑木林に囲まれた良いところだった。黒石岳が見え た。台高の縦走路を少し行くと樹林越しに日出ヶ岳も望めた。鳥の鳴き声もセミ の声も聞こえず寂しい日暮れだった。 6:55 出発 水場の多い道だった。 8:25 川上辻 車道と平行している山道を教会のそばまで歩き、小処温泉の道に入る。碑のある ところは狼平のような所で泊まりたいと思った。丘の上にある大台開拓者の分骨 碑も見に行った。そこから車道とかなり接近した道なのが残念だった。七ツ池は 小さな泥沼だった。標識がどうもいい加減だった。しかし自然林のたたずまいは 良かった。 10:30 開拓跡 昔はここで大根と馬鈴薯を作っていたらしい。昔の人はなぜこんな山奥を開拓し ようとしたのか。逆峠まで大変雰囲気が良く、テントが張れそうな場所もたくさ んあった。 11:00 展望台 杉の子さんの遭難の張り紙があった。残念ながら手がかりらしきものは見あたら なかった。 大蛇ぐらの眺めが良かった。 11:35 出発 逆峠からはよく整備された山腹道を進む。分岐から山頂を目指す。 12:36 笹ノ峰 三等三角点 樹林に囲まれて展望無し。 12:42 出発 分岐まで引き返して植林の道を行く。行者還岳が見えた。 13:10 林道 地形図の右股川と左股川とが、合流するあたりに出る点線路の道を下ろうと思っ たが、途中で道が消えて結局林道を歩いて温泉に出た。 14:35 小処温泉 繁盛しているようだった。さてどこにテントを張ろうか。川の合流地点がもっと もよいテントサイトだった。が、もっと静かなところがよかったので林道辻堂山 線を進んだ。行けども行けどもよいところはなく、結局、標高800m地点の尾 根を巻くところまで来た。おまけに水も担いできて疲れた。車道に張るのは怖い ので山の中にテントを張った。 16:30 辻堂山林道 標高800m ヤマジノホトトギスを見る。これは初めて見る花だと珍しい。秋の虫が鳴いてい た。 7:20 出発 8:50 休憩所 大峰山脈の眺めが素晴らしい。辻堂山へは辻堂跡から登ることになっているが、 200mくらい手前の地点から植林の中を登って尾根に出て笹薮に覆われた道を 山頂へ向かう。 9:32 辻堂山 展望もないし落ち着かないのですぐに退却。 9:50 休憩所 10:15 出発 ネット沿いの山道を下る。ススキの茂りが多い。870ピークの手前で左へ曲が り急な道を下る。沢に出て岩づたいに下るとすぐに小屋があった。 11:35 植林小屋 左岸にある 古びた建物が3棟あった。五右衛門風呂まであった。右岸に渡り崩壊の多い道を 下る。一ノ谷との合流点はよいところで休憩した。植林の谷かと思っていたが雑 木が多くて意外と良い谷だった。 12:35 西原の吊り橋 河原に降りて休む。しばらくして天ヶ瀬のバス停まで行けばバスまで1時間以上 もあった。 林道辻堂山線は現在崩壊のため通り抜けはできません。