奥の深谷から堂満岳・熊に出会う 【山  名】 堂満岳 【日  時】  1996年7月23日 【メンバー】 単独 【コ ー ス】 坊村〜牛コバ〜奥の深谷〜金糞峠〜堂満岳〜ノタノホリ〜比良 【天  気】  曇り時々雨 8:56 坊村 以前に来たのは、雪もまだありひどく寒い頃だった。 9:42 牛コバ 登山道を少し行くとすぐに奥の深谷の分岐が出てくる。 小雨が降ってきた時はいやだった。晴れてほしいと思った。 巻道を行くと、小さな滝がある。登る気はなかったので、巻道を行こうと思ったが、 見あたらなかったので強引に山腹をよじ登り登山道に出る。 11:20 登山道 ここにでるのに20分ぐらいかかったのではないか。 今日はわらじも持ってこなかった。小雨も降ったりしたので、水の中に入りたいと思わなかった。 11:33 橋を渡る 11:47 大橋 食事にしようと思い休憩。ひんやりする。少し寒いくらいだ。 おにぎり2個とパンだけ食べ出発。 11:59 出発 すぐ先に良い水場があった。 12:24 中峠への分岐 12:31 金糞峠 12:39 出発 雨が降り出す。レインコートを着なかったのでズボンがびしょびしょになった。 武奈の方はガスがかかっていた。3人の熟年グループとすれちがう。 13:10 堂満岳 昨年以来2回目である。展望はない。 鉄道など街の音が聞こえる。エゾハルゼミが鳴いている。 残りのおにぎり2個を食べる。時間は十分にある。 50〜60代の単独行の男性がやってきた。坊村から武奈、スゲ原を通りやって来たという。 一緒のバスだったようだ。 14:30 途中、同年代の男性に会う。沢を少し歩き、再び山腹をまく。 等高線に沿ったような道だ。この雰囲気は記憶に残っている。 15:36 ノタノホリ 全くの静寂である。なんと静かなことか。 バッテリーは残っているが、テープがなくなってしまう。 5分くらいしか写せなかった。 16:05 車道 ペンションのような建物がある。 黒い生き物が見える。「んっ、あれは熊か!」 こちらが声を出せば向こうも逃げてくれるだろう。 「ウワァン」あれ?逃げない。でかい親熊がが四つんばいでウサギみたいにはねて近づいてくる。 これはヤバイ!すり抜けよう。走る、走る。 近くにいた子熊がこちらに向かって警戒しているのか「ギェー」と叫ぶ。 どうにか逃げれた。追っかけてこない。 廃棄物処理場の横を通る。銃声のような音が三発聞こえたが撃たれたのではあるまい。 熊も林道まで出てこなければ生きていけないとはかわいそうだ。 16:30 比良