霧氷の三峰山から白髭峠

【山　　名】　  三峰山
【日　　時】　　1997年1月15日
【メンバー】    単独　
【コ ー ス】    青少年旅行村〜不動滝〜三峰山〜八丁平〜新道峠〜白髭峠
　　　　　　　　〜シラカミ谷林道

9:15　榛原発の霧氷号に乗る。駅前は登山者でごった返している。
10:19　青少年旅行村　榛原から1410円
バス停から車道を下っていき、不動谷林道に入る。白くなった三峰山が見える。
たくさんの人が登り尾コースに入って行く。

10:45　不動谷の山道に入る
少し行ったところで不動滝が姿を見せる。ここから植林帯のジグザグ道を
登っていく。途中、獣よけのネットをくぐる。三峰に登って下ってくる人がいる。
雪は踏み固められていた。アイゼンを持ってきた方が良かった。

11:33　植林小屋手前の丸木作りの小屋
中ではたくさんの人が休憩している。雑木林に囲まれ雰囲気がよい。
その先に古びた植林小屋があった。三峰山手前の雑木林には霧氷が付いていて
きれいだ。積雪は多くて２０センチぐらい。しかし、雪は踏み固められていた
ので、スッパツは付けなかった。アイゼンを付けてないのは私ぐらいだった。

11:50　三峰山（６分休）
倶留尊方面の景色が良い。学能堂へ行く道に踏み跡がついている。
八丁平へ向かう。ススキ野原の平らなところだった。飯高町や台高の景色が
最高だ。細い道があったのでその道に入ったが、途中で足跡がなくなったので
戻る。八丁平は風がきついし雪もほとんどないので、雑木林の中の緩斜面に
行って食事とする。

12:13　休憩　三峰山直下の緩斜面　積雪１０センチ
雪を溶かしてうどんを作る。日が差すと暖かい。
12:54　出発
八丁平を通って、新道峠へ向かう。三峰峠には「新道コースは工事中のため
通行止め」と書いてあり、鎖がかけてあった。しかし、たくさんの人が行ってる
ようだったので行く。三峰峠手前では、高見山の鋭鋒が見えた。

13:31　新道峠
新道コース通行止めと書いてある。時間はあるので高見山の方へ向かう。
道は少し悪くなり、雪の上も動物の足跡のみとなる。植林が多かった。
白髭峠の手前では赤岩山の方が見える。獣よけネットを支えている紐に、
足を引っかけて転ぶ。

13:58　白髭峠　
スギ林の中に、大きなブナの大木がある。そばには石仏が二体あり、一体は
首がない。１５年ぐらい前の台高のエリアマップを見ると、峠から菅野へ下る道
が書いてあるが、そんな道はない。縦走路をさらに行っても下山道はない。
しょうがないので、峠から植林の中を下ることにする。ちょっと下ったところで
「２万5000図　菅野」を見ると、峠からさらに高見方面へ200ｍほど行った
ところの尾根から下山道があると書いてある。峠に戻る。
14:15　白髭峠
縦走路を行くとそれらしき尾根に着いた。ネット沿いに歩く。大洞などの
景色が良かったが道がなかった。尾根づたいに行くのはしんどいので、植林の中
を下り沢に出た。地図に書いてある道は廃道になったようだ。古いガイドブ
ックを見ると白髭峠から先はブッシュ。最近のを見ても「三峰〜高見」の縦走は
苦労の割に見るものがない、と書いてある。あまり人気はないようだ。
しばらく沢を下っていると、だんだん道は良くなってきた。「白髭峠へ至る」
と書いた標識があった。その先には堤防があった。途中から林道らしくなった。
前方に人間の姿が見えた。営林署の人かと思ったら、猟師だった。犬を連れ
ていた。その先にはもう一人猟師がいた。「車に乗しってたる。」と猟師が
言ったので、乗して行ってもらうことにする。

15:05　車の止めてあるところ
15:38　掛で降ろしてもらう。１０分ぐらいして榛原行きが来たので乗る。
途中２台の霧氷号に抜かされた。榛原まで９６０円