雲取山からアソガ谷を経て鞍馬 梅の木から武奈ヶ岳を経て八淵の滝に行く予定でしたが、電車に乗り遅れたので 去年の12月18日に行った雲取山を訪れることにしました。 【山  名】  雲取山 【日  時】  1996年12月1日 【メンバー】 ダンノ凡太郎 【コ ー ス】 花背高原前〜雲取山〜三ノ谷〜芹生〜アソガ谷〜貴船〜鞍馬 【天  気】  快晴  出町柳10:00発の広河原行きに乗車。二の瀬の辺りまでくると、日陰や屋根の 上にはうっすらと雪の積もっている所がある。 11:21 花背高原前 710円 私と、バスの中で十円玉を落とした中年男性2人が降りる。スキー場の横の うっすら雪の積もった林道を歩く。少しして杉林の中の沢沿いの山道となる。 11:44 寺谷峠 峠の部分だけ笹原になっている。「北山の峠」を読むとここで火の玉を見た 人がいるようだ。杉林の中を一ノ谷へ下っていく。 11:49 一ノ谷出合 沢沿いの道を歩いていく途中に「渓友会」だったか?ちょっと忘れたが どこかの山岳会の小屋があった。扉は閉まっていた。テントを張ってみるのも 良さそうだ。杉林の中の狭い道を登り峠へ。 12:08 雲取峠  笹原の感じの良い峠だ。去年きたときはガスがかかり雪がちらついていて 不気味だった。灰屋に下る立派な道がある。灰屋の方へ行くのもおもしろそうだ。 中年男性2名がやってきた。雲取山へ行く道は雪の重みで笹が傾いていたので、 レインコートをはく。が、気温が低いので雪が解けることはないので、別にはか なくても良かったかもしれない。すぐにまた植林帯になった。と思ったら再び 雑木林になった。 12:21 雲取山 気温−1℃ 三ノ谷で食事をしようかと思ったが、どこで食べても一緒だろうと思い おにぎり4個食べる。熱いお茶が何ともうまい。風が強い。軍手をつける。 男性2人が来た。写真を写してあげ、彼らは食事もしないで三ノ谷を 下っていった。雑木林と笹原の良い山頂だ。 12:47 出発 前回は二ノ谷を下ったので三ノ谷へ行く。なかなかの急坂で地面が凍結 していて何度も滑る。黄黒のロープもつけられていた。滑ってばっかりなので しゃがんでいく。運動靴できたことを後悔した。手がかじかんだ。なかなか谷に 下るまで緊張した。 13:27 一ノ谷出合 林道終点 全体を通して雪は前回より多くなかった。芹生へ向かっていると沖縄ナンバーの 車が来て、しばらくして戻っていった。芹生天満宮にお参りする。 天満宮から舗装路となる広場には昔の消防車が止まっていた。 13:48 芹生の民家と京見坂への分岐 レインコートを脱ぐ。京見坂への道は左の登り気味の砂利道を行く。 雪の上に車の通った後がついている。 14:12 ベルトの穴に通していたタオルがなくなっているのに気づき戻る レインコートを脱いだときに落としたか?と分岐まで戻る覚悟でいたが 4分ほど走って戻った所にピンクのタオルがあった。よかったぁ。 14:25 花背小屋 杉林の中に畳3枚ぐらいの広さの小さなプレハブ小屋がある。京見坂を登り切り 下っていくとすぐに杉の大木のある、旧花背峠につく。京見坂から京都は 見えなかった。ジープに乗ったカップルに道を尋ねられた。 14:36 旧花背峠 祠もある 7年前に貴船からアソガ谷をつめ、この峠に達し鞍馬尾根から鞍馬まで歩いた のを思いだした。また車が通っていった。 14:44 出発 人の声がした。すぐにアソガ谷の分岐に着き杉林の中を下っていく。 沢沿いになり下っていくと林道となった。林道といっても山道との 変わり目がはっきりわからなかった。車か二輪の通った後があった。 橋に近づいてくるとコンクリート道になった。 15:25 奥貴船橋  旅館の横の温度計を見ると2℃だった。貴船神社へ行く。鞍馬寺の方は 自然林できれいだ。  15:55 鞍馬寺へ行く分岐 貴船駅へ行くつもりだったけど、ここから山道にはいる。山道とはいっても 参道なので石階段などの良い道だ。観光客が下ってくる。入り口に愛山料200円 とあった。ゴミを拾い拾い歩いた。チャートや極相林のことなど説明書きがして あり勉強になった。鞍馬寺前の庭園からの夕日に映える山々が美しかった。 16:44 鞍馬駅 出町柳まで400円 北山らしい静かな山歩きが堪能できた。京見坂の林道、アソガ谷も静か で良かった。雲取山はいい山だ。2日は自宅でも、朝はうっすら 雪化粧だった。山ではだいぶ雪が積もったことだろう。