駒ヶ岳より越百山 【山  名】 駒ヶ岳・空木岳・越百山 【日  時】  1996年8月6日・7日・8日 【メンバー】 単独 【コ ー ス】 しらび平=千畳敷〜駒ヶ岳〜檜尾岳〜檜尾小屋〜空木岳〜越百山         〜越百小屋〜須原 【天  気】  一日目 曇り 二日目 晴れ後曇り 三日目 曇り 京都 6:17〜名古屋 7:00 名鉄メルサ4階(箕輪行き)7:30〜駒ヶ根インター 女体入口〜しらび平 途中土砂崩れのため、バスから降りる。少し歩き、待機しているバスに乗る。 しらび平ではロープウェイを15分ぐらい待つ。ロープウェイは満員。 「気圧がどうたらこうたら」と説明してくれるガイドの女性もいた。 12:06 千畳敷 気温15度 たくさんの人がいる。宝剣の方を写す。 12:35 乗越浄土(5分休) 12:44 宝剣山荘近く パンを食べる。荷物をおいて駒ヶ岳へ出発。 13:17 駒ヶ岳 カメラを持ってくるのを忘れていた。展望なし。バッチなどを売っている 小さい店がある。 13:26 13:41 宝剣山荘近く 荷物はあった。途中、ビデオカメラを持った男性に「コマクサ, はえとりませんでした? 馬みたいに長いピンクの花です。」と尋ねられた。 13:53 宝剣岳 数名の登山者がいる。一番高い岩の上に乗る。 13:59 出発 慎重に下る。 14:20 極楽平 この先の千畳敷へ行く分岐をすぎると誰にも会わない。 15:14 濁沢大峰 2924m 16:06 檜尾岳(4分休) ガスがかかって小屋が見えない。縦走路からはずれ下っていくと 石で作った塀が現れた。一瞬ここが小屋かと思った。水場まで5分の標識があった。 ここから平坦なハイマツの中の道を行くと小屋についた。 16:18 檜尾小屋 ドーム型のモダンな形だ。扉は2重式になっていた。中には誰もいない。 小屋の前には「水場まで3分」とある。ハイマツの中の道を行くと、 「水場まで1分」があらわれる。登山道から離れ沢へ降りていくと、 チョロチョロチョロと水の流れる音が聞こえてくる。よかったぁ〜。 5リットルぐらい入るポリタンクが20分少々で満タンになった。これだけあれ ば十分すぎる。ホエブスで米2合炊く。カレーライス、ラーメン、鮭茶漬け、 ココア、プチケーキ、ラムネ、を食べる。満腹。耳鳴りがするくらい静かだ。 時折、飛行機が飛んでいく。部屋の中には、窓が3つついてた。いい小屋だ。 料金と書いていたので500円入れる。 普段、聞くことのない長野の放送が入ったので聞く。 二日目 晴れ後曇り 朝起きてみると窓越しに南アルプスが見える。外に出てみると、南アルプスの後 ろに富士山まで見えた。少し寒い。長袖を忘れたので、替わりにカッパを着る。 パンを食べ出発。 6:10 出発 昨日歩いた道を行く。 6:18 檜尾岳 7:15 熊沢岳(6分休) 駒ヶ根の方の市街地がうっすら見える。時折振り返ってみると今日泊まった 檜尾小屋が見える。振り返るたびに、小さくなってゆくのがおもしろい。 なにか、なつかしい気分になる。 8:14 東川岳(7分休) 空木岳の登りは長そうだ。 8:35 木曽殿越 木曽殿山荘の中で若そうな女性が掃除していた。この人らしき人が岳人か なんかにのってた。赤い建物で屋根の上には、石がいっぱい積んであった。 20分ばかり登った所で、杖を持った、単独男性に出会う。木曽殿越えから 倉本の方へ降り、車を止めてある伊奈川ダムの方へ下るとのことであった。 「ここ登り切ったら岩の小さいピークが続くで。後、1時間はかかるわ。」 と教えてくれた。 9:34 空木岳 ここは100名山か。空木小屋の方へ下る数名の登山者がいた。 ここから檜尾小屋がどのように見えるか楽しみにしていたが、 残念ながらガスがかかって見えない。山の天気は、朝、少し晴れて、 すぐに曇るというものなのであろうか。 9:48 出発 10:28 赤椰山 アゲハチョウみたいなのがいる。 10:36 出発 10:45 小屋分岐 11:3 南駒ヶ岳 お地蔵さんがいた。岩がごろごろしていて、空木岳と似ている。 パンを食べる。 11:23 出発 岩のあるところを通る。鎖場もあったと思う。 12:35 道標 仙涯嶺? ここからは比較的歩きやすい道だった。ハイマツがはえてた。あれが越百山 だろうと思い違うことが2度あった。3度目の正直で山頂へ。 12:49 越百山 南越百のほうから水筒しかもってなく、えらい軽装の男性が南駒の方へ向かって 歩いていった。後で知ったが、越百小屋泊まりの人で、散歩してたようだった。 目の前に見える南越百、行こうかと思ったが行かなかった。 13:05 出発 今まで木といっても自分の背丈より低いものばかりだったが、越百小屋へ行く道 に入ったとたん大きな木になった。原生林の中の道を行った。 13:34 越百小屋 髭顔のおっさんが木で何か作っている。下の作業小屋とまれるかと聞くと 「そんなところ泊まったら怒られる。」と言った。避難小屋素泊まり二千円だと 言う。高いと思ったが、しょうがないので泊まることにする。 少ししてさっき越百で会った男性が降りてくる。 須原の方からも、小連れの夫婦がやってくる。ポリタンクを持って水場へ。 ジャージャーと流れていた。すぐに汲めた。水場まで十分もかからなかった。 横浜中華丼、鮭茶漬け、ココア、コーンスープを食べる。それほど満腹にな らない。ラーメンがあるのとないのでは違う。 少し小雨が降る。暇なのでちょっと散歩する。戻ってくるとまた三人増えてた。 避難小屋は二段ベッドみたいになっていた。八時頃に三人が避難小屋に入って きて、食事を作りだした。何で今頃から作り出すのかと思った。 3人が出ていった後、気分転換に外に出てみると、たくさん星が見えた。 結局、避難小屋泊まりは私だけで、他は皆、寝具付きの小屋へ泊まったようだ。 三日目 曇り後晴れ 人の話し声に起こされた。三人の中で一番静かだったおばさんが、 「昨日はうるさかったでしょ。」と言って、キュウリをくれた。米を2合炊く。 1合食べ残りは昼に食べた。 6:19 出発 6:53 水場分岐 水場はすぐそこだった。 7:00 出発 いつのまにか原生林も終わり笹などが生えた道に変わっている。 展望台というからには立派なものを想像したが別になにもなかった。 この先、何個か展望台があったような気がする。曇っていたこともあり はっりとき御岳山は見えなかった。 7:30 おこじょの平 7:38 上のコル 7:43 ちょっとの平 7:46 やせ馬の背 7:50 下のコル 7:57 下の水場 登山道のすぐ横が水場。 作業小屋があった。小屋というより資材置き場といった感じだった。 屋根がついていたが強い雨が降ったら入ってきそうだ。かなり古びてて、 使われてそうでわなかった。草まではえてた。しかし、板も敷いてあって 寝れないことはなさそう。 最近できたと思われる、堤防のそばを通り林道へ。 8:16 林道 数十メートル先に工事の休憩所があった。鍵は閉まっていた。 着替える。駐車場からやってきたという三名の中年登山者に出会う。 8:36 出発 途中、大きなプレハブの休憩所があった。鍵も開いていたが、残念なことに、 最近は誰も使っていないみたいで、蜘蛛の巣がかかりさびれていた。 突然ピンポンパンポーンとなって「この川は危険です。突然、増水することが あります。河原に降りないでください。」とテープの女性の声で放送があった。 9:10 駐車場 車が数台止まっている。登山者カードを入れるのもあったと思う。 9:30 伊奈川ダム エメラルドグリーンできれい。この先100mぐらいあるトンネルをくぐった。 伊奈川渓谷へ行く道があったら行こうと思ったが、結局それらしき道もあったが よくわからなかった。民家の前に2匹の犬がいた。吠えていた。 10:35 多光 この近くには民家もある。 10:41 須原まで後、3km 前が公園 (3分休) 駅の1kmくらい手前で農作業中の夫婦が「どこからおいでなすった。  駅まですぐですよ」と言った。特徴のあるしゃべりだった。 やっと駅が見えてきた。 11:25 須原 11:35の次は2時台だった。もうちょっとゆっくりしていたかったが帰ることに。 駅にいたおじさんと少し話した。