紀北:竜門山から飯盛山 紀州富士と呼ばれる紀北の名峰、竜門山に登りました。そのついでに 山太さんの行かれた飯盛山にも行きました。 【山  名】  竜門山・飯盛山・北山 【日  時】  1997年3月21日 【天  気】  雨後、曇り時々小雨 【メンバー】 単独  【コ ー ス】 粉河〜竜門山〜田代峠〜飯盛山〜北山〜西渋田〜笠田 鶴橋 7:44発河内長野行き準急に乗り、河内長野で急行に乗り換える。 橋本でJR和歌山線に乗り換え粉河へ。 南海 650円 JR 390円 9:32 粉河 目指す竜門岳は彼方に見える。真っ平らな山で富士とは言い難かった。 この山は和歌山市街から見ると、富士のように見えるらしい。 雨が降り出してきたので、軒先に入り雨具を着る。果樹園の中の急な道を あえぎあえぎ登る。 10:15 農道から山道へ 少しして林道に出た。松の生える林道を進むと、一本松に着く。 10:25 一本松 中央コース、田代峠コース分岐 中央コース登山口まで0.8km このあたり松の木が非常に多い。中央コースへは右の山腹を巻く林道を行く。        10:36 中央コース登山口 キイシモツケの説明板がある このあたりの岩はちょっと変わっていて、手で剥がすことができた。 雨もやんできたので、雨具を脱ぐ。かなり登ったところで休憩所のような 小屋が見えたが、そこは通らなかった。 11:04 明神岩 紀ノ川の向こうに、和泉山脈が見える。ガスがかかり視界が閉ざされる。 風穴という深さ10mはある、穴があった。こんな所には落ちたくない。 11:16 出発 そのまま道を進んだが、どうもおかしい。少し戻らなければならなかった。 松の生える下生えが笹の道を歩く。霧がかかりちょっぴり深山のようだ。 11:33 竜門山 ススキの生えるなだらかな山頂だった。ブドウパンを食べる。わざと置いて いったのだろうか、キリンの人形があった。 11:55 出発 磁石岩があった。磁石を持ってくれば良かった。駅で一緒だった人と会う。 樹林越しに奥高野の山々が見えた。護摩壇、伯母子も見えたよう。 12:13 田代峠 飯盛山へは「藪ひどし」とあったが、そんなことはなかった。途中、730の ピークに行くが何もなかった。 13:23 飯盛山 展望はないが明るい雰囲気の良い山頂だ。すぐしたに建物が見えた。 13:37 出発 尾根を下っていくとコンクリート道に出た。このあたりにも人は住んでいる ようだ。途中、城やホテル飯盛山荘という、5階建ての建物があった。 流されていた音楽がむなしく聞こえた。 14:06 車道から山道へ 北山へはここから行くものだと思って、山道に入る。アンテナのあるところまで 道はあったが、そこからブッシュになった。 14:10 530ピーク 飯盛山の営林署の標注と昔の石があった。この標注は大正三年に建てられた らしい。伐採されたヒノキ林の中を下っていく。樹林の間からドーム型の 北山が見えた。 14:20 麻生津峠 ここにも民家がある。畑仕事をしている人に、北山の道を尋ねる。 山頂のすぐ手前まで農道が付いていた。 14:28 北山 広い山頂だった。 14:43 出発 ここから道はほとんどないが渋田目指して、地図を見ながら進む。 15:06 485 ここにも飯盛山の営林署の標注 ここからブッシュがひどくなった。歩きやすい所を選んで進む。 15:27 畑 ようやく体が開放された。柿の木?の生える斜面を下っていくと、農道に出た。 紀ノ川の流れを見ながら下っていく。今日は和歌山の山を堪能できた。 それにしても和歌山は果樹園が多い。山の上まで畑にされているのは驚いた。 道ばたにはミカンが転がっていた。大門口橋を渡ろうとしたが、通行止めで車の 多い道まで、戻らなければならないのが苦痛だった。 16:44 笠田 新今宮まで880円 16:57 五条行きに乗る。橋本での連絡がなんと30分だった。その間に、 たぬき(270円)を食べた。