京都北山:地蔵杉山・片波山 「丹波の山(下)」に紹介されている、寺山峠の北にある地蔵杉山に登って きました。 【山  名】 地蔵杉山(899m)・片波山(湯船) 【日  時】  1997年9月23日 【メンバー】 単独 【コ ー ス】 花背高原〜寺山峠〜地蔵杉山〜一ノ谷〜雲取峠〜竹次谷         〜片波川〜鍋谷峠〜片波山〜湯船谷〜小野谷口 【天  気】  雨のち曇り  9:10 花背高原前 出町柳から710円 小雨の降るなかいつもの道を歩く。季節柄、林道は草に覆われていた。 9:38 寺山峠 地蔵杉山へ続く尾根に入る。所々にテープが付けられている。笹が刈られた 跡があった。道は分かりにくいが、雑木林と植林の境目を歩いていけば間違 いない。人の歩くような音が聞こえたので声をかけてみたが、応答がない。 クマか?(--;) バス道側は雑木林だが途中で杉林に変わった。雨が強くなっ てきたので、雨具を着る。気分が落ち着く。最初から着ていれば良かった。 所々、穴があったが何だろう。何かの巣だろうか。鞍部に下り山頂の手前の ピークを巻いて、一登りすると何もない山頂に着く。 11:09 地蔵杉山 899m 寺山峠方面の展望が開けているようだ。付近は杉林。 11:17 出発 適当に下っていく。モミの原生林のようなところがあった。雲取峠への 山道にでる。黄色い花やピンクの花が咲き乱れていた。 11:47 雲取峠 少し竹次谷側へ下ると京都府立大の山小屋がある。ここで食事をする。 12:32 出発 竹次谷は自然の残っているきれいな谷だった。つぶれた小屋があり、 右側の谷に移り下っていくと、林道に出る。 13:05 林道 13:12 出発 木の搬出をしている人たちがいた。晴れ間がでてきた。 13:30 車道 養鱒場には古びた家があった。 14:00 片波川林道入口 片波の集落を抜け、しばらく行くと集材所がある。この先、東谷と西谷に 分かれる。東谷に入る。 14:45 ナベ谷入口  杉の木に赤ペンキで矢印が書かれていた。ナベ谷は、まだ先だろうと思い さらに進む。足に痛みを感じた。ヒルだった。うかうか地図もゆっくり見 ていられない。大きな杉の木のあるところにでた。左側の林道には柵が かかっている。右側の林道に入ると、細い林道が枝沢に入っていたので 奥まで行ったが違うようだった。やはり先ほどの所のようだ。 15:15 ナベ谷入口 赤ペンキで矢印の書かれた杉  道のない斜面を下って沢を下りる。正面の杉に「立入禁止」と書かれた 黄色いプレートが付けられている。道標ではなくて残念。しかしこのな だらかな地形からしてナベ谷であることは、間違いなさそう。小道が何 となくある。細いヒルや親子で吸い付いてくるヒルがウヨウヨいた。石 ではね飛ばした。「やめてー」とヒルが叫んでいるようだった。さて道 はなくなるが、峠の手前に来ると山仕事の細い道がヘアピンカーブをし て付けられている。 15:35 ナベ谷峠 ヒノキに囲まれたジメットした所だった。ヒルに捕まるのはいやなので マラソン登山をする。杉の古木も見られた。 15:52 片波山 ヒルに攻められないよう、三角点の上にのっかって、用事をする。展望の ない山だった。下から林道工事の音が聞こえてくる。 16:00 出発 南へ行く道があったので入ったが藪だった。山頂まで戻り、確実なので工事 の音がする東の斜面を下っていく。道はないが所々に赤テープが付けられて いる。少し下ると山頂とは違い自然林となる。急な道を下っていくと、林道 の真上にでたが、斜面が急すぎて下ることはできない。木々をつかみながら 斜面の上を移動すると林道に降り立つ道があった。後で「山頂から少しナベ 谷峠側へ戻り、東側の道に入ると林道に出れる」ことが分かった。 16:26 広域林道 現在かなり上までできているようだ。ナベ谷峠へ通じるのも時間の問題だろう。 今日は欲張りすぎた。水の流れているところで足や顔を洗った。 17:11 大布施 17:16 小野谷口 神社に行き山行の無事を感謝した。 17:41 出町柳行に乗車 出町柳まで810円 北山にもヒルのいることが分かった。