雪の魚谷山から石仏、祖父谷峠 城丹国境に行く予定でしたが、バスが早いのでやめました。 【山  名】 魚谷山  【日  時】  1996年1月7日 【メンバー】 単独 【コ ー ス】 二の瀬〜夜泣峠〜樋ノ水峠〜直谷〜魚谷山〜魚谷峠〜         〜石仏峠〜祖父谷峠〜岩屋橋〜大岩 【天  気】  雪 時折り陽が差す 8:31 二の瀬 二の瀬の町は雪化粧している。雪の二の瀬は初めてだ。駅の階段を降り、鞍馬方 面へ少し歩く。京都一周ナントカの標注のあるところで左に折れ堤防横の階段を 上り、山道に入る。駅前に紐でくくりつけられた犬がいた。雪が降っているのに 可哀想だ。雑木林の中の道を歩く。杉林に変わり峠に着く。 8:51 夜泣峠  一年ぶりの峠だ。暑いので上着一枚脱ぐ。日が差してきた。天気が良くなるかと 思ったがそんなことはなかった。 9:32 滝谷峠と樋ノ水峠への分岐 いつも同じ道はおもしろくないので樋ノ水峠の方へ行く。 9:44 樋ノ水峠 貴船山へ行く道は雪の付いた笹が覆っていたのでやめる。ボタン雪が降り しきる中、沢を下る。 10:09 直谷林道 雪の林道を歩く。直谷山荘を見ていると軽ワゴンが下っていった。 麗杉荘の手前で木々が倒れて車の進入を拒んでいた。ここから車の通った跡の 無い林道を歩く。 10:29 林道終点 レリーフは雪に埋もれていた。柳谷峠手前で道がわからなくなる、積雪も この辺りから増えてきた。多くて30センチといったところか。本来なら ここから沢を離れて峠に行くはずだがその道がよくわからない。 しょうがないのでコンパスで方角を確かめて雪の斜面を強引に登る。 どうにか尾根にはい上がれた。途中でテープを見つけてほっとする。 しばらくして魚谷山の山名板の裏から山頂にたどり着けた。 11:24 魚谷山 山頂ノートに書き込みをする。これで三回目だ。北山の中では一番よく 来てると思う。 11:35 出発 またまた道を間違って魚谷峠より魚谷側の林道に出る。最後は伐採され、 竹の棒がいくつもさしてある斜面をがむしゃらに下った。 11:52 魚谷峠 積雪30センチ 軽燃で雪を溶かしてお湯を作る。おにぎり2個食べる。道を間違ったので 体はすっかり冷え切ってしまう。雪の山で道に迷うとろくなことがない。 レインズボンをはいていたが、ズボンは濡れてしまっている。もう山を降りよう かなと思う。やっとお湯ができカップそばを作って食べる。まだまだ時間は あるので当初の予定の石仏峠へ向かう。 12:56 出発 少しして林道が下っていく。 13:06 魚谷林道終点 木々が倒れていて歩きにくい所もあったが、植林が多く比較的歩きやすい 道だった。体も次第に温もってくる。沢の方が暖かい気がした。 出合からは上流に向かって歩くが、どちらが上流か下流かわからない ような平坦道だった。 13:30 林道 しばらくして林道が直進と左に分かれる。鎖のかかった直進の道を行く。 「↑石佛峠」とマジックで書いてあった。林道を登っていくと尾根に乗り上げ 山腹を巻く道となる。途中でおかしいことに気づく。方角を確かめると 全然違っていた。戻るのもめんどくさいのでそのまま行く。 14:10 林道終点 けったいな林道だと思った。最近やたらと林道ばかりできて、道がわかりにくく なっている。しょうがないので戻る。注意しながら歩いていると、林道が 尾根から少し下ったところの右側の山腹にある木に、テープがつけてあり 石仏峠と書いてあった。 14:21 山道へ 杉林の中を登っていく 14:23 石仏峠 峠に林道が通っていなくて良かった。石仏は北へ少し下ったところにあるらしい 鉄塔が「ウイーン」という音を出していた。鉄塔のあるところからは 景色が良さそうだったが、あいにくの天気で何も見えなかった。 「カランコロン」と金属音がしたので関電の人でも来ているのかと思ったが、 これも雪が鉄塔にあたってか?鳴っている音だった。 雑木林の歩きやすい道だった。是非、新緑の頃に歩きたい。違う尾根に入り込み そうになったが、要所要所に道標やテープが付いていたので迷うことなく行けた。 14:56 祖父谷峠 鯖街道 杉の大きな木がある。桟敷に行きかけたが日が暮れたらかなわないのでやめた。 少し残念。笹の倒れた歩きにくい道を下る。途中に小便の跡があった。動物の ものかと思っていたら、すぐそばに人間の靴跡があった。祖父谷林道に出る前に 右前方に林道が見えた。ロードローラーもとまっていた。あれも新しい林道か。 もしかしたら見間違いかもしれないが。 15:15 祖父谷林道 林道が二車線舗装路に変わると、雪も雨に変わった。 16:26 岩屋橋 バスまで一時間あまりあるので歩く。 17:33 大岩 出町柳まで390円  家に帰る頃には空腹を通り越して気持ち悪くなった。 今度からは愛用のホエブスを持っていこうと思います。 今度は城丹国境に行く予定です。