観音峰から稲村ヶ岳、山上ヶ岳を経て吉野駅 【山  名】  観音峰山・稲村ヶ岳・山上ヶ岳・四寸岩山 【日  時】  1996年11月3日・4日 【メンバー】 単独 【コ ー ス】 観音峰登山口〜観音峰〜稲村ヶ岳〜〜山上ヶ岳〜四寸岩山〜         青根ヶ峰〜吉野駅 【天  気】  一日目 晴れ 二日目 快晴後晴れ 下市駅にはたくさんの観光客がいる。切符を買わないとバスに乗れないとのこと だった。並んでいるうちに乗ろうと思っていた洞川行きのバスと臨時のバス 2台が出発した。王寺から呼んできたという臨時のバスに乗ることができた。 10:45 大和下市 臨時の洞川行きバス発車 11:03 観音峰登山口 下市から1250円 植林の山道を歩く。こんな遅い時間から歩くと思わなかった。急いで歩く。 11:31 観音平 神社がある。自然林の良いところだ。ススキの原に出ると稲村、大日岳が きれいに見える。途中、登山者に何人も会う。休日だから人が多い。 12:09 観音峰 展望は良くない。三角点のある側が全部植林だ。パンを食べる。道を間違えて 沢を登りつめてきたという、若い男性が来た。 12:30 出発 植林の所で道を間違えそうになった。笹の茂るところを通った。テープが たくさんついていたので、ガイドブックに書いてあるほどわかりにくいことは なかった。途中に木の碑があった。 13:23 法力峠 大峰は植林が多い。途中に水場があった。 14:10 山上辻(6分休) 荷物を置いて出発。大日岳分岐の所から梯子を登り大日岳へ登る。  14:32 大日岳 1682m 祠の裏側へ行くと展望が非常に良い。男性が写真を撮っていた。紅葉も終わり 冬の装いである。 14:41 出発 14:54 稲村ヶ岳 10℃ たくさんの登山者がいる。展望台からの景色はよい。八経はガスがかかっている。 15:04 出発 15:22 山上辻 ガイドブックに書いてある「山上辻から東へ200m行ったコースの右側」と 思われる場所に行く。 15:28 テント地 キャンプ禁止と書いていたが、めげずに張る。水場は近かった。水量はそれほど 豊富ではない。長袖を着る。米はたまたま5分づきあたりを持ってきたので、 うまく米が炊けなかった。空は雲に覆われていた。5時半頃、だいぶん暗いの で寝る。(気温7℃) 11月4日 5時半頃外に出ると月が非常に明るかった。パンを食べる。6時頃の気温3℃。 テントを片づけていると登山者が次々に通っていった、 6:58 テント地出発 途中で2回滑り尻を打つ。金剛山の方が見えた。葉が全部落ちてしまっている からだろう。 7:26 レンゲ辻 7:50 山上ヶ岳 三角点 3℃ 笹原には霜が着いて白くなっていた。女性がいた。西の覗きへ行く。金剛、 葛城、二上山、洞川の町などが見えて大展望である。登山者は少なくて静かだ。 8:26 大峰山寺 神社は閉まっている。誰もいない。住宅街のように道がごちゃごちゃしている。  8:46 鐘掛岩  直接、岩を降りようと思ったがオッカナイのでやめた。 9:01 陀羅尼助屋 9:09 洞辻茶屋 通ったことのない道を歩いているようだった。岩があり縄のつけられたところ を通った。 9:50 今宿跡 すぐ先に古道と在来道の分岐があった。古道を行く。 10:10 五番関(14分休) 大天井を登るのはしんどいので、巻き道を行く。 10:33 高原下山口 杉の湯 分岐 オーストラリア人にあった。20代の男性だった。彼が吉野は「ブルブルブル」というジェスチャーをしたので 私が山上ヶ岳は「3degrees」だと言うと、「ホントウ?3degrees」と言った。 吉野から来て、洞川の方へ下るらしい。大阪の都島に住んでおられるようだ。 「グッバイ」と言って別れた。間違った文型でも何となく通じてたようだ。 もっと英語を勉強しなくてはいけないと思った。 途中に二ヶ所水場があった。この辺りになるとまだ紅葉の木があった。 落ち葉を踏みしめながら歩く。 11:17 高原林道分岐 11:31 百丁茶屋 丸木づくりの立派な小屋がある。パンを食べる。小屋に入りノートにメモする。 いつもなら水がすぐにぬるくなっていたが、冷たい。気温が低いからだろう。 10℃くらいだった。 12:06 出発 12:15 林道 九十丁の石標がある ここまで車できた人がいた。地元のおばさんがこの九十丁の石碑は、 埋まっていたが林道工事をしたときに掘り出したと教えてくれた。 百丁茶屋の百丁、ここの九十丁はたぶん吉野までの距離だろう。 一丁は109mだから百丁茶屋から吉野まで、10.9kmということになる。 ここから四寸岩の山腹を巻くと思われる林道を歩く。 12:25 林道終点 てっきりこの林道は吉野まで通じているのだと思っていた。本来ならここから 四寸岩を巻く山道があるはずだが伐採された植林が山道を隠し、通行困難だった。 しょうがないので植林の山腹を登る。 12:33 四寸岩山へ行く登山道  古道と書いた板のあるところに出た。四寸岩に行くつもりはなかったがしょうが ないので行く。 12:47 足摺宿跡 岩がある。木の板もある。山頂まで0.7km 12:59 四寸岩山 自然林だ。櫓がくんである。二等三角点(16分休) 降り口を間違いそうになった。 13:23 新茶屋分岐 新茶屋の方へは行ったことがないので行く。途中から伐採された植林が道を覆い 歩きにくかった。 13:33 新茶屋跡  本当にこんな所に茶屋があったのか。ここからは道はよい。 13:40 首にかけていたタオルがなくなっていることに気づき戻る。 たぶんさっきの植林の所で落としたのだろう。が、見あたらない。四寸岩に 忘れたかと思っていると伐採された植林にひっかかっていた。 13:57 戻ってくる だいぶ下の方で林道工事をしているが排ガスのにおいがした。 14:03 五十丁茶屋跡 14:13 林道 すぐ先で四寸岩からの山道が降りてくる。鉄塔のあたりからは展望が良く、 高見山の特徴のある山容が望めた。 14:33 この上青根ヶ峰の石標 登山道に入る 丸木階段を上っていく。 14:36 青根ヶ峰 松や植林の山頂だ。 14:45 出発 丸木階段を下る。 14:58 金峰神社 15:02 奥千本             バスが止まっていた。運転手が奥駈に行ったときと同じ人だった。「乗るか?」 と聞かれたが乗らなかった。車道を歩く。途中で右から林道が上がってきていた。 車道から離れ、石畳の広い道を登る。 15:11 高城山展望台 竜門など見える。15:16 出発 丸木階段を下っていく。 15:21 車道 15:27 水分神社 15:47 竹林院 16:01 蔵王堂 どこもかしこも観光客でいっぱいだ。 16:14 出発 16:34 吉野駅 鶴橋、阿部野橋とも930円 16:38 阿部野橋行き急行 この電車は18:09に阿部野橋に着く。 橿原神宮、八木で乗り換え鶴橋に出たが、着いたのは18:40だった。