甲津畑からイハイガ岳・雨乞岳 初めての雨乞岳はエリアマップに、紹介されているコースを歩きました。 【山  名】  雨乞岳 【日  時】  1997年8月31日 【天  気】  曇りのち晴れ  【メンバー】 単独  【コ ー ス】 甲津畑林道P〜ツルベ谷〜イハイガ岳〜大峠〜清水頭〜         雨乞岳〜杉峠〜甲津畑林道P 寝屋川 7:15→八日市IC 8:20→甲津畑 9:00 9:00 甲津畑林道P(岩ヶ谷林道入口) 9:07 出発 将来、杉峠まで延びると思われる車道が続いているが、雨乞岳へは右の 「岩ヶ谷林道」の標識のある細い道に入る。少し進んだ所に小さな駐車 スペースがある。雨乞岳のなだらかな稜線が見え登高欲をそそられる。 9:45 桜地地蔵 この先、鉄橋を渡りしばらく行くと山道らしくなってくる。途中で夫婦を 抜かした。ツルベ谷出合から植林帯のなかに入り、いったん沢に下りて、 ツルベ谷に入る。道の崩壊しているところがあった。沢が左右に分かれる。 右の本流には入らずに、左の谷に入る。それからさらに行くと、小さな谷が 左右に分かれた。勘で右の谷に入ったのが間違いだった。稜線に出たのは 絶壁になっているところだった。 10:54 イハイガ岳と大峠の間の尾根 大峠の方へいったん行くが、イハイガ岳も近そうなので行くことにした。 山頂の手前は地図にあるとおり猛烈な木々のブッシュ。しかし振り返ると 雨乞岳がきれいで、藪こぎの苦労も吹っ飛んでしまう(^^; 11:15 イハイガ岳 三等三角点 色あせた道標 三角点の上に乗ると綿向山がよく見える。漢字で書いたら位牌ヶ岳なの だろうか?台高の「ジョウブツ山」とセットにできそうだ。小雨がぱら ついてきたが、すぐにやんだ。大峠への道をテープを見ながら急ぐ。 11:45 大峠 藪から開放されたと思ったが、シャクナゲが嫌なほどはびこっていた。 ブナの姿を見るようになったと思ったら、突然、南側がヒノキ林になった。 樹林帯から抜け出すと素晴らしい展望が待っていた。 12:38 清水頭 佐山財産区の標注あり  まわりはススキの原。綿向山からイハイガ岳、琵琶湖、雨乞岳、鎌ヶ岳と 雨乞岳に劣らないほど素晴らしい展望。  12:45 出発 笹の藪があるが景色がよいので気持ちよい。しかし、樹林帯に入ってからが ものすごい藪になった。まさに笹の海だった。藪山好きな人には こたえられないだろう。背丈ほどの藪は何も見えないし、いやになる。 すぐ先に人が立っている。あの人、もしかしたらこれから、この藪尾根に 行くのだろうかと思ったらそこは雨乞岳山頂だった。 13:30 雨乞岳 わりあい、小さな山頂だった。山頂にいる男性は行きしに抜かした人だった。 「奥さんの方はへばって下で待っている」と言ってた。人の姿がたくさん見える 東雨乞岳へ行く。10分ほどで行けた。 14:20 出発 トンボの多い雨乞の池を見て、低い笹原のトンネルを下る。途中から感じの いい樹林帯になった。 14:45 杉峠 ちょっと荒れた感じの峠だ。腐った杉の幹から生えている杉があった。 15:00 出発 比較的歩きやすい気持ちのよい峠道だった。石垣がよく見られた。 雨乞岳で一緒だった人が奥さんと一緒に歩いていた。 蓮如上人遺跡には石碑と井戸のような穴があった。遺跡の手前には 名前の書かれた、お墓のようなものが建てられていた。 16:08 林道の鉄橋 河原に下りてパンを食べた。 16:24 出発 16:26 桜地地蔵  無事山から降りれたことに感謝し、合掌。杖にするのにちょうど良い木を 見つけた。 16:57 甲津畑林道P 一号線がわりあいすいていて、比較的早く帰れた。雨乞岳はいい山だった。 雪の引き締まる頃はあの藪尾根も快適なものになるのだろう。